概要
CBIS の共通機能
モジュール間連携・アクセス制御・プロジェクト管理などの共通機能により、モジュールごとに管理されている各種研究データを統合的に利用することができます。
モジュール間連携
各モジュール間の関連するデータを連携して管理します。
- ハイパーリンクによる相互参照
- 各モジュール内の関連するデータはハイパーリンクによって相互参照することができます。
【相互参照の例】
・ 化合物データから該当化合物のアッセイ結果を参照
・ アッセイデータから該当アッセイの実験ノートを参照 - 登録・編集・削除の連携
- 各モジュール内の関連するデータの登録・編集・削除を連携できます。
【データ連携の例】
・ アッセイデータが存在する化合物データの削除を禁止
・ アッセイ結果の登録時に関連ファイルを自動的に文書モジュールに登録
アクセス制御
各種ディレクトリサービスによるユーザー認証と詳細なアクセス制御が可能です。
- ユーザー認証
- ユーザー認証にはCBISで管理しているユーザーディレクトリの他にActive Directoryも利用することができます。
- レコード(エントリ)の段階的公開
- 例えば「保留」状態のレコードは登録者と承認者のみが閲覧や修正でき、レコードの承認や完成で「公開」状態になったときにはじめて一般ユーザが閲覧できるように、レコードを段階的に公開できる仕組みを備えています。
- 公開範囲の設定
- データの公開範囲はモジュール・ページ・データ項目単位で設定できます。また対象ユーザーは組織・プロジェクト・ユーザー権限・個々のユーザ単位で区切れます。これらを組み合わせて、基本的には他プロジェクトのレコードは閲覧できないが、プロジェクトリーダーに限りアッセイ結果のみを閲覧できる、というようなアクセス制御を行えます。