リリースノート
MedeA 2.16
MedeA2.16では、新ツールとして「UNCLE」をリリースしました。
UNCLEはクラスター展開法による物性推算が可能なプログラムで、
MedeA環境で利用することで、簡便に計算を実行・管理することができます。
他、LAMMPSにより表面張力を計算するツール「Surface Tension」や、
結晶データベースCOD用のインターフェースが新ツールとしてリリースされました。
新ツール
- MedeA-UNCLE
- ・クラスター展開法が可能なプログラムUNCLEを実装しました。
- LAMMPS-Surface Tension
- ・スラブモデルにおける表面張力をLAMMPSで計算できるようになりました。
- MedeA-COD-GUI
- ・COD(Crystallographic Open Database)用のインターフェースを実装しました。
追加機能・機能改善
- MedeA基本環境
-
・SMILES書式の分子構造を表示できるようになりました。
・Stacked layer builderを追加しました。
・Nano wireを追加しました。バルク構造からナノワイヤモデルを作成することができます。 - MedeA-VASP
- 電子状態からバンドギャップを評価し、金属・半導体・絶縁体を判別する機能が追加されました。(フローチャート機能で利用できます。)
- MedeA-GIBBS
- frcフォーマットの力場ファイルに対応しました。これにより、LAMMPSとの連携が改善されます。