QSAR関連

AutoQSAR & QSAR-Evolution


作成日: 2005年1月17日

最終更新日: 2017年11月27日

作成者: 株式会社モルシス

 

概要:  MOEのQSARモデル解析機能MOE-QuaSAR-Modelには、重回帰式を得る手法として、単純なMLRよりも汎用性が高いPCR法とPLS法が搭載されております。しかしながら、より精度の高い線形モデルを得るためには、不要な記述子の削除とモデル化を繰り返すことが必要でした。記述子選択をする場合、PCR法あるいはPLS法は手順が複雑なため、自動化が難しく、MOE-QuaSAR-Modelでより少ない記述子を使用した精度の高いモデルを構築しようとすると、複数のアプリケーションを順次実行していく必要がありました。

また、MOE-QuaSAR-Modelには、HTSデータ解析に適した独自の確率モデル(QuaSAR-Binary, USP 6,691,045)が搭載されていますが、この手法は、データのノイズに対しては非常に頑健である反面、不要な記述子が混在すると精度が著しく低下することがあり、記述子の選択は、線形モデル以上に重要な問題です。

AutoQSARは線形モデル・確率モデルどちらにも対応し、これまで様々なコマンドを覚えて実行する必要があった記述子計算、QSARモデル構築、記述子選択、評価の操作を一つのパネルに統合し、自動化しました。さらに結果を直感的に把握することのできるグラフ出力機能を搭載しました。これらの機能によりMOEを使用する頻度の少ない方でも、操作に戸惑うことなく高度なQSAR解析を行うことができるプログラムとなっています。

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